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二十回目ゲスト 樋口卓治
さん(TAKUJI HIGUCHI)
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| 高須 |
さて、『TOKIO HEADS』に入ってみて、どうだったの? |
| 樋口 |
とにかく周りがすごかったですからね。
おちまさと、都築浩が筆頭作家として居るわけですよ。
で、会議に出たら、 彼らが歩いてきた道のノウハウがいっばい詰まってて。
例えば『たけしの元気が出るテレビ』では
こんな考え方で企画作ってた、とか、
『お笑いウルトラクイズ』ではこんなんだった、とか
企画を考えるきっかけとして、まず話すわけです。
僕はバラエティに対して我慢していた時期が長かったから、
頭の中が乾いたスポンジみたいになってたんだと思うんですね。
とにかくもう、彼らのそういった話がすごく新鮮で、
なんでも全部入ってくる感じでした。 |
| 高須 |
古舘さんの言ってた「待つことも才能」が活きてきた感じ? |
| 樋口 |
ですね。結果的にそれが良かったんだろうなぁって感じましたね。
同じように歩いてきてたら、彼らの話を吸収しようって気には
なれてなかったかもしれない。 |
| 樋口 |
とにかく新鮮で…。
「うわー、うわー、うっわー! こんな考え方あるんだっ!」って
毎日驚きっぱなしで、たいへんでした。
容量空っぽだったから、なんでもビックリしながら素直に聴けましたね。 |
| 高須 |
なるほどなぁ。
待って待って待った挙げ句に、 TBSでのそういう積み重ねがあって、
樋口くんの持ち味でもある「素人をおもしろく見せる」ってところが
育ってきたんだねぇ。 |
| 樋口 |
なんとなくバラエティといえばフジテレビってとこが
あるじゃないですか。
『学校へ行こう』とかやってた頃は、そのフジへの憧れを、
TBSでなんとか形にしようとしてた気がしますね。
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| 高須 |
とはいえ、局のカラーって絶対にあるやん。
得意技というか、伝統的にこうだ! みたいなイメージが。
例えばフジテレビは「作り物のDNA」。 コントとかがすごくいい。
一方で日本テレビは「トークのDNA」。
喋りのバラエティがおもしろい。
で、TBSは「素人のDNA」だと思うんだよね。 |
| 樋口 |
ですね。
TBSにそういうカラーができはじめたのは
『ぴったしカンカン』かららしいです。
あれってディレクター陣が、おもしろい素人さん探しに
日本全国、いろんなところを訪ねてたんですって。
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| 樋口 |
そういう経験からおもしろい素人を探してこれるスキルが
局そのものに身についたんだとか。 |
| 高須 |
TBSのヒット番組って、ほとんど素人メインやったりするでしょ。
『クイズ100人に聞きました』『悪魔のささやき』『家族計画』も
そうやったやん? |
| 高須 |
だけど、俺はやっぱり『からくり』が一番スゴイと思う。
積み重ねたスキルを見事に昇華したというかさ。
どっか『欽ちゃんのドーンとやってみよう!』の遺伝子が
入り込んでるよね。 |
| 樋口 |
あー、ですねぇ。
そのへんは大岩さん達、超人が持ってるものが
しっかり入り込んでるからでしょうね。 |
| 高須 |
『からくり』ができたことによって、TBSという局のカラーは
しっかりみえたんだと思う。
そこから『ガチンコ』の流れも、『ウンナンのホントコ』でやった
『未来日記』の流れもできたと思う。 |
| 高須 |
だから、俺、うらやましかったよ。
「からくりって、どんなおもしろい会議やってんのかなぁ」って
ずっと気になってたもん。 |
| 樋口 |
いや、もう超人たちが、すごいんです(笑)。
毎週、枠担当のディレクターが司会者になって、
その他は解答者役で会議をするんです。
この出題でちゃんとボケられるか?フリがデカ過ぎないか?ってことを
会議でクイズのシミュレーションをしながら確認するんです。
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| 高須 |
そのへんのノウハウ直接とりこめるなんてうらやましい。
ホントにすごい経験してると思うなぁ。 |
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